消費期限とは、その期間内であれば
おいしく食べることができるとする、食品の期限表示のことです。
日本農林規格(JAS)法と食品衛生法によって定義されていて、表示の設定は製造・加工業者がおこないます。
賞味期限は、比較的長期間保存がきく食品、
例えば日持ちするおかしや缶ジュース、レトルト食品、
缶詰やインスタント食品など、製造日から約6日以上日持ちする食品に表示されていています。
賞味期限は「その食品を美味しく食べられる期間」という意味なので、
賞味期限の期日が過ぎたからといって、
すぐに衛生上の危害が生じるという訳ではありません。
ただ、賞味期限は容器や包装を開封する前の期限を表しているものなので、
一度開封したら速やかに食べきるようにしましょう。
消費期限は賞味期限と違い、
短期間しか保存できない食品に記載されます。
例えば弁当、調理パン、食肉、惣菜、生もの、低温殺菌牛乳など
製造日から約5日以内に消費しないと傷みやすい、腐りやすい食品です。
安全に食べられる期間は、食品検査センターでの細菌の増え方のチェックによって決められています。
賞味期限はおいしく食べられる期限を表示しているのに対し、
消費期限は期限を過ぎると衛生的に問題が生じる期限として表示しています。
ですから、賞味期限は多少過ぎていても問題ありませんが、
消費期限は守った方がいいでしょう。
トレーサビリティとはtrace(追跡)とability(できること)とを組み合わせた言葉で
食品がいつ、どこで作られ、どのような経路で食卓に届いたかという生産履歴を明らかにするシステムのことです。
食の安全を疑問視するような問題が多発したために
消費者の信頼を回復するために取り入れられました。
牛などの生体は、出生時に個体識別番号が付けられ
インターネット検索でも牛の履歴(飼料や衛生管理実績を含めて)が分かるようになっています。
食材宅配で言うところのトレーサビリティは、
生産した人や過程が分かるようになっているシステムのことです。
特に有機野菜や無農薬野菜など、安全性についての付加価値が付く野菜やはもちろん
牛肉や豚肉なども生産者の顔が見えるようにして、生産から食卓までを透明化させています。
